ベテラン田山、ケガ乗り越え3連覇「娘に自慢したい」

[ 2014年10月27日 05:30 ]

男子で3連覇した田山(左)と初優勝した佐藤

トライアスロン日本選手権東京港大会

(10月26日 東京都港区・お台場海浜公園周辺51・5キロ=スイム1・5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ)
 男子は田山寛豪(32=NTT東日本・NTT西日本・流通経大職)が1時間48分43秒で3年連続9度目の優勝を果たし、年間のポイントで争われるジャパンカップランキングでも優勝を決めた。

 ベテランの田山は左足のケガを乗り越えて栄冠に輝いた。「今回は優勝よりも無事にレースを終えることを考えていた。自分でも驚き」と涙をぬぐった。アジア大会前から左ふくらはぎを痛めており、先週の韓国でのW杯は途中棄権。今回もレース中に痛み止めを飲んで細田とのデッドヒートを制した。「父ちゃんになって初めての優勝。娘に自慢したい」と表彰台では7月に誕生したばかりの長女を抱いて誇らしげだった。

続きを表示

2014年10月27日のニュース