愛、無念2冠ならず 首位発進も“生命線”パットに狂い…

[ 2014年10月6日 05:30 ]

<日本女子オープン最終日>2番、バーディーパットが決まらず悔しがる鈴木愛

女子ゴルフツアー日本女子オープン最終日

(10月5日 滋賀県栗東市 琵琶湖カントリー倶楽部 栗東・三上コース=6522ヤード、パー72)
 何度も鈴木を救ってくれた生命線のパットに狂いが生じた。3番パー4でピン右6メートルに2オン。しかし、ここから3パットでボギーを叩くと、4番もパーオンに失敗してスコアを落とした。

 「もうちょっと自分に期待できるかと思ったけれど、もったいないボギーでがっかりして前向きになれなかった」。後半も連続ボギーを叩くなど最後まで波に乗れなかった。

 ツアー初優勝を飾った日本女子プロ選手権では不安と期待が入り交じった中でのプレーだった。だが樋口久子以来、37年ぶりの同一年の日本タイトル2冠が懸かった今大会は「期待が大きすぎた。その辺が良くなかった」と反省しか出てこなかった。とはいえビッグタイトルで優勝争いに加わったのは実力がついているからこそ。弱冠20歳のゴルファーは、さまざまな経験を次へと生かす。

 ▼12位・森田理香子 ティーショットが安定していなかったのにアンダーで回れたのは良かった。また来週から日々成長できれば。(熱愛騒動で話題も50位発進から浮上)

 ▼21位・宮里美香 3日目まで良かったことが全てうまくいかなかった。持ち味が出せなかった。(大会連覇が懸かったが77と崩れる)

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