“凱旋”錦織、まず複で快勝「いい試合ができてうれしい」

[ 2014年9月30日 12:51 ]

ダブルス1回戦を勝利し内山(右)と握手する錦織
Photo By スポニチ

楽天ジャパン・オープン第2日

(9月30日 東京・有明テニスの森公園)
 錦織の雄姿を見ようと、平日の午前中ながら多くのファンが詰めかけた有明のセンターコート。日本のエースは期待に応え、準優勝した全米オープン後初の凱旋試合を快勝で飾った。

 昨年の同大会でもダブルスを組んだ内山とのペア。ジュニア時代に同じIMGアカデミーで汗を流し、プライベートでも仲が良いという2人だが、昨年は強豪ペアを相手に初戦敗退という悔しい結果に終わっていた。

 あれから1年。直前のマレーシア・オープンを制するなど好調の錦織が序盤から鮮やかなリターンを決めて観客の拍手を浴びると、内山も大事な場面でサービスエース。息の合ったプレーを見せ、1時間足らずでダブルスのスペシャリストを料理した。

 錦織は「自分も内山もお互いいいプレーができて、1回戦からいい試合ができたのはうれしい。自分にとっての初日からこんなにたくさんのお客さんの前でやれて光栄です」と快勝に笑顔。「明日からシングルスもあるので頑張ります」と10月1日のシングルス初戦に向けて気持ちを引き締めた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年9月30日のニュース