錦織、凱旋勝利！ストレート勝ちでダブルス準々決勝進出

ダブルス１回戦を勝利しガッツポーズの錦織

　男子テニスの楽天ジャパン・オープン第２日は３０日、東京・有明テニスの森公園で行われ、ダブルス１回戦で錦織圭（２４＝日清食品）内山靖崇（２２＝北日本物産）組はマリウシュ・フィルステンブルグ（３４＝ポーランド）トレト・ユーイ（２９＝フィリピン）組と対戦。６―２、６―４で快勝して初戦を突破し、準々決勝進出を果たした。

　ダブルスのスペシャリストのペアを相手に、錦織、内山組は序盤から圧倒。錦織のフォアのリターンが鮮やかに決まって第１ゲームをラブゲームでブレークすると、第２ゲームはブレークバックされたが、続く４ゲームを連取。５―２からの第８ゲームは錦織のサーブが相手ミスを誘ってラブゲームで制し、第１セットを６―２で先取した。

　第２セットは１―３とリードを許したが、第５ゲームでは錦織がボレーを決めて１５―４０とリードすると、最後は内山のリターンエースが決まってブレークバック。４―４で迎えた勝負どころの第９ゲームを錦織、内山の強烈なリターンが決まってブレークすると、第１０ゲームは４０―４０から内山のサーブを相手が返せず、錦織、内山組が勝利を手にした。

　錦織はシングルスでは全米オープンで準優勝し、今大会直前のマレーシア・オープンでも今季３勝目、通算６勝目を挙げている。１０月１日はシングルス１回戦でイワン・ドディク（クロアチア）と対戦する。