逸ノ城効果?「大相撲秋場所・千秋楽」高視聴率21・4%

[ 2014年9月29日 11:49 ]

大相撲秋場所千秋楽、掛け投げで鶴竜を破る白鵬(左)

 28日にNHK総合で放送された「大相撲秋場所・千秋楽」(後5・07~5・37)が平均21・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の高視聴率をマークしたことが29日、分かった。

 横綱・白鵬の横綱・鶴竜戦に注目が集まったとみられる。勝てば14勝1敗とし、千代の富士(現九重親方)と並ぶ史上2位の31度目V。負ければ、13勝2敗で並び、新入幕・逸ノ城との優勝決定戦だった。

 白鵬は午後5時34分、鶴竜を掛け投げで下した。白鵬が優勝を決めた瞬間、逸ノ城は西の支度部屋でモニターを食い入るように見つめていた。1914年の両国勇治郎以来100年ぶりの新入幕Vの可能性はなくなった。

 ちなみに横綱・白鵬が30度目Vを決めた「名古屋場所・千秋楽」(7月27日後5・00~6・00)は17・4%、白鵬が29度目Vを決めた「夏場所・千秋楽」(5月25日後5・00~6・00)は15・5%だった。

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2014年9月29日のニュース