桐生アジア大会欠場 左大腿二頭筋「中程度の肉離れ」

[ 2014年9月10日 05:30 ]

 日本陸上競技連盟は9日、都内で会見を開き、アジア大会男子短距離代表の桐生祥秀(18=東洋大)が左脚の故障のため代表を辞退することを発表した。桐生は7日の日本学生対校選手権200メートル決勝で左脚を痛め、8日に都内で精密検査を受診。「左大腿二頭筋肉離れ」と診断されていた。会見に出席した陸連の伊東浩司・男子短距離部長は「もっとひどい状況かなと思っていたが診断は中程度の肉離れ。残念というより早く治してほしい」と話した。桐生が欠場する短距離個人種目や400メートルリレーは、代表選手の中から代替出場が可能かを大会側に問い合わせているという。

 桐生は陸連を通じて「このケガを乗り越え、一回り大きくなって、来年の世界陸上や再来年のリオ五輪で世界と戦えるように頑張りたい」とのコメントを発表した。

続きを表示

2014年9月10日のニュース