沙保里 天国の父さんにV届ける「いい報告をしたい」

[ 2014年9月6日 05:30 ]

レスリング世界選手権への出発を前に、ポーズをとる吉田(右)と登坂

 レスリングの世界選手権(8~14日、ウズベキスタン、タシケント)に出場する吉田沙保里(31=ALSOK)ら女子日本代表が中部国際空港などから出発した。

 父・栄勝さんを3月に亡くしてから初の世界大会。「父が近くで見てほしかったというのはあるが、仕方ない。優勝していい報告をしたい」と五輪3連覇を合わせた15大会連続の世界一を誓った。55キロ級から新階級の53キロ級で挑む今大会。6月の全日本選抜ではスピードへの対応に課題が出たが、「スピード練習をしてきた。ドシッと構えていきたい」と自信を示した。

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2014年9月6日のニュース