中村美里「アピールしないと」 アジア大会代表が合宿公開

[ 2014年9月4日 17:15 ]

 仁川アジア大会(19日開幕・韓国)の柔道女子日本代表が4日、東京都町田市の国士舘大で強化合宿を公開し、2連覇を狙う52キロ級の中村美里(三井住友海上)は「リオデジャネイロ五輪を目指すには、ここでしっかり自分の柔道をアピールしないと駄目」と必勝を期した。

 中村は2年前に受けた左膝の手術からの復活を図る。時折、痛めている左肩のマッサージで稽古を中断したが「徐々に良くなっている。最高のパフォーマンスができるように仕上げていく」と不安を打ち消した。

 選手にとっては、8月の世界選手権代表組への対抗馬として存在をアピールする大会となる。南條充寿監督は「みんな、ここで一発勝負してやろうという意気込みを持っている。目標は(金メダル)三つ以上」と力強く話した。48キロ級の山岸絵美(三井住友海上)は左肩痛でこの日は不参加だったが、同監督によると大会出場に支障はないという。

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2014年9月4日のニュース