松岡修造氏 錦織快挙を絶賛!驚くべき精神力「今日は圭・チャン」

[ 2014年9月4日 14:15 ]

全米オープンテニス準々決勝でワウリンカと戦った錦織(AP)

 スポーツキャスターの松岡修造氏(46)が4日、自身のブログを更新。3日(日本時間4日)、全米オープンテニスの男子シングルス準々決勝で全豪覇者のスタニスラス・ワウリンカ(29=スイス)を下し、日本選手として96年ぶりの4強入りを成し遂げた錦織圭(24=日清食品)の精神力を称えた。

 松岡氏の興奮が収まらない。「全米オープンテニス、ニューヨークで凄いことが起こった。興奮しすぎて、伝えたいことがたくさんあるのですが、何から書けばいいのか混乱しています」と切り出した。

 「世界トップと言われているストロークを持つワウリンカ選手に対し、圭が完全に主導権を握っていた」「相手のサーブは完ぺきに近かった」「圭のサーブは悪かった」「それなのに勝てた!これが一番の驚き!ストロークを含めた圭のテニスの引き出しの多さをより感じた」「メンタルはまるでマイケル・チャン。歴代の選手の中で最もメンタルが強いと言われたマイケル・チャン。今日は圭・チャンだった」「第4セット、タイブレークで圭が落とした…第5セットに入って、体力、終わっていた」とゲームのポイントを箇条書きにした。

 「でも勝った!正直相手は闘牛のように体力がある状態。圭は20%くらいの省エネテニスで最後のゲーム以外はしのいで勝った」とスタミナで劣る錦織の劇勝を絶賛。「僕の人生で錦織圭に出会えたことが、何よりもうれしい!ありがとう圭、おめでとう圭、そして最後まで行くぞ、圭!」と気分は早くも決勝の舞台を見据えた。

 松岡氏は指導者として、日本テニス協会の強化本部およびジュニア育成本部と共催し、世界を目指すトップジュニアを対象とした強化キャンプ「修造チャレンジ」を毎年、開催。錦織は2001年に参加している。

続きを表示

この記事のフォト

2014年9月4日のニュース