大舞台で初めて●…ワウリンカ 錦織の成長認めた「彼は強くなっている」

[ 2014年9月4日 10:37 ]

激闘を終え、ワウリンカと健闘を称え合う錦織(AP)

テニス全米オープン第10日

(9月3日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 昨年に続く4強入りを逃したワウリンカは落胆した表情だった。「4時間を超える戦いで、調子の波が大きかった。錦織は徐々に調子を上げてきて、プレッシャーをかけられた」と言葉にも力がなかった。

 序盤には切れがあった得意の片手打ちバックハンドは試合が進むにつれて、ミスが目立ち始めた。凡ミスの数で錦織の51本に対し、ワウリンカは78本と上回り、バックハンドが37本を数えた。

 過去2戦2勝と相性が良かった錦織に、大舞台で初めて土をつけられた。全豪王者は「それは2年前のこと。彼は強くなっている」と日本のエースの成長を認めた。(共同)

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2014年9月4日のニュース