3回戦進出の錦織「手応えあった」 奈良、青山組は初戦敗退

[ 2014年8月29日 08:27 ]

男子シングルス2回戦 バックでリターンする錦織圭

 テニスの全米オープン第4日は28日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルスで第10シードの錦織圭(日清食品)が2年ぶりに3回戦に進んだ。2回戦で世界ランキング48位のパブロ・アンドゥハール(スペイン)と対戦し、6―4、6―1となったところで相手が右腕の痛みのために棄権した。

 錦織は四大大会のシングルス勝利数が33となり、佐藤次郎と並んでいた日本男子の最多勝利記録を更新した。3回戦で第23シードのレオナルド・マイエル(アルゼンチン)と顔を合わせる。

 女子ダブルス1回戦で奈良くるみ(安藤証券)青山修子(近藤乳業)組はエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)クララ・クーカロバ(チェコ)組に2―6、1―6で敗れた。

 男子シングルス2回戦で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、女子シングルス2回戦で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)は順当勝ちした。

 ▼錦織圭の話 攻めるところで攻められた。第1セットの5―4でギアを上げて、プレッシャーをかけられた。2セットでも十分に手応えはあった。

 ▼奈良くるみの話 青山さんと組んでダブルスはいろいろ考えてプレーしていることが分かり、いい経験になった。ボレーの動きとかをシングルスでも生かしたい。

 ▼青山修子の話 初めて組んだこともあって手探りだった。フィニッシュのところで仕留めきれなかったり、サービスゲームのプレーに課題があったりした。(共同)

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