錦織「チャンスに懸ける」右足ケガから1カ月“ぶっつけ本番”

[ 2014年8月24日 05:30 ]

全米オープンを前にニューヨークで記者会見する錦織圭

 25日に開幕するテニスの4大大会最終戦、全米オープンに向け、男子シングルス第10シードの錦織圭(日清食品)が22日、ニューヨークで記者会見した。右足親指のケガから約1カ月ぶりの復帰に「決断には迷いもあったが、チャンスに懸けてみる。ただ体力的には正直不安もある」と心境を語った。

 錦織は4日に右足親指裏にできた腫れ物を切除し、8月の2大会を欠場。1週間前からコートでの練習を再開していた。22日は会場のセンターコートなどで2時間近く調整。「(実戦形式の)練習をやっていないし、速い動きについていけるか分からない」とプレーの感覚には心配がある様子で、「試合当日になって痛みがぶり返したら(出場も)分からない。1回戦を戦い抜けるかどうか」と明かした。

 錦織は1回戦で世界ランキング180位のウェイン・オデスニク(米国)と対戦する。

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2014年8月24日のニュース