大関昇進確実の豪栄道 前夜は興奮収まらず

[ 2014年7月28日 11:05 ]

大相撲名古屋場所千秋楽から一夜明け、笑顔で記者会見する豪栄道

 大相撲名古屋場所で12勝を挙げ、大関昇進を確実にした関脇豪栄道が千秋楽から一夜明けた28日、愛知県扶桑町の境川部屋宿舎で記者会見し「(前夜は)興奮がなかなか収まらず、午前3時くらいまで眠れなかった。これから実感が湧いてくると思う」と笑顔で喜びを語った。

 千秋楽は大関の座が懸かった取組で大関琴奨菊を破った。「相撲人生で一番大きな一番だった。緊張があったけど、気合が上回った」と、しみじみと話した。

 日本相撲協会が30日に開く秋場所番付編成会議と臨時理事会で昇進が決まり、昭和以降最長の14場所連続で在位した関脇を脱する。「(大関は)本当に強い人しか上がれない地位。いろいろな人に感謝したい」と殊勝だった。

 師匠の境川親方(元小結両国)は「自分の相撲を取ろうという覚悟が良かったと思う。負けじ魂が出た」と褒めた。

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2014年7月28日のニュース