元栃東「力を出し切れ」 最後の日本出身優勝力士

[ 2014年7月26日 20:54 ]

 大相撲名古屋場所14日目の26日、横綱白鵬と2敗でトップを並走する大関琴奨菊、3敗の関脇豪栄道、平幕高安の日本出身力士3人が初優勝の可能性を残す展開となった。2006年初場所を制し、和製力士として最後に賜杯を抱いた玉ノ井親方(元大関栃東)は「変に優勝を意識せず、持っている力を存分に出し切ってほしい」とエールを送った。

 日本出身力士は実に8年半も優勝から遠ざかり、大関稀勢の里らがモンゴル勢中心の外国勢に阻まれている。玉ノ井親方は「千秋楽は3人とも重圧を感じることなく、自分の相撲を取り切ることが第一だ」と述べた。

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2014年7月26日のニュース