桐生は10秒34で3位、日本勢初メダル 世界ジュニア陸上第2日

[ 2014年7月24日 13:07 ]

世界ジュニア陸上男子100メートル決勝で3位になり、喜ぶ桐生祥秀

 陸上の世界ジュニア選手権第2日は23日、米オレゴン州ユージンで行われ、男子は100メートル決勝で桐生祥秀(東洋大)が10秒34で3位になり、この種目の日本勢で初のメダルを獲得した。

 ケンドル・ウィリアムズが10秒21で優勝し、9秒97の世界ジュニア記録を持つトレイボン・ブロメル(ともに米国)が10秒28で2位。川上拓也(中大)は準決勝で敗退した。

 400メートルでは加藤修也(早大)と油井快晴(順大)が準決勝を突破し、24日の決勝に進んだ。

 女子は100メートル準決勝で土井杏南(大東大)は11秒84の3組5着で決勝に進めなかった。5000メートルは出水田真紀(立大)が15分55秒26で6位、木村芙有加(大東大)は15分59秒72で8位だった。1万メートル競歩は五藤怜奈(中部学院大)が45分54秒07で6位、峰村かな(埼玉・久喜高)は46分22秒88で7位だった。

 ▼五藤怜奈の話 飛行機に乗るのも初めてで時差が何のことか分からなかったくらいだけど、怖がらずに思い切りやっちゃえ、と思った。ペースが落ちても普段のタイムだったので自己ベストが出ると思った。

 ▼峰村かなの話 後ろから追い抜いていく自分のスタイルでできた。すごいところに行くのが好きなのでモチベーションが上がった。

 ▼土井杏南の話 ちゃんとやれば決勝にいけるレースだったので悔しい。硬くなってしまった。世界ユースでも準決勝で硬くなった。越えられない壁という感じ。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2014年7月24日のニュース