右足裏痛の不安一蹴!桐生“終盤流して”余裕の準決進出 

[ 2014年7月24日 05:30 ]

男子100メートル予選 10秒40で準決勝進出を決めた桐生祥秀

 世界一へ好発進だ。陸上の世界ジュニア選手権が22日、米オレゴン州ユージンで開幕し、桐生祥秀(18=東洋大)が男子100メートル予選7組で10秒40(向かい風0・5メートル)の1着となり、23日(日本時間24日)の準決勝に駒を進めた。

 6月の日本選手権で右足裏の痛みを訴えて同月下旬の2試合を回避したが、この日は終盤を流す余裕のレース。「自分の感覚を思い出してきた。足は大丈夫」。6月に9秒97のジュニア世界新記録をマークしたトレイボン・ブロメル(18=米国)は予選トップの10秒13をマークした。

 20年7月24日の東京五輪開幕まで日本時間でちょうど6年という節目の日にブロメルと同組の準決勝、決勝が行われる。「金メダルを狙って頑張りたい」と気合を入れるワンダーボーイが日本初の9秒台と世界一を狙う。

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2014年7月24日のニュース