汗を拭け!審判部が異例の通達 「滑って押せない」苦情も

[ 2014年7月19日 05:30 ]

大相撲名古屋場所6日目

(7月18日 愛知県体育館)
 日本相撲協会審判部はこの日、汗を拭かずに相撲を取る力士が散見されることから異例の通達を出した。東西の支度部屋に「控えに入る前に必ず汗を拭くこと。関取衆は時間いっぱいの際、必ず汗を拭くこと」との張り紙を掲示した。

 白鵬や大砂嵐らのように、上半身を流れる汗を丁寧に拭かない力士は少なくない。白鵬はかつて土俵下の審判から注意を受けた経験もあり、一部の対戦相手から「体が滑って押せない」との苦情が出ていた。

 伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「汗を拭かない人は何人かいる。自覚してもらいたい」。北の湖理事長も「相手のことを考え、正々堂々と相撲を取ることが大事だ」と訴えた。

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2014年7月19日のニュース