川内 終盤追い上げ3位 ゴールドコースト連覇逃すも藤原に完勝

[ 2014年7月6日 10:04 ]

 ゴールドコースト・マラソンが6日、オーストラリアで行われ、今秋のアジア大会(韓国・仁川)の男子代表・川内優輝(27=埼玉県庁)は2時間11分25秒で3位だった。

 2時間10分1秒で制した昨年に続いて連覇を狙ったものの、15キロ以降に先頭集団から脱落して20キロは14位で通過。厳しい展開だったが、不屈の公務員ランナーはここから逆襲だ。徐々に順位を上げると、40キロ以降の2・195キロは全選手中トップの6分31秒をマークして3位でフィニッシュした。

 日本陸連のナショナルチーム(NT)に入っている川内。「非ナショナルにボコボコにされたら、なんのためのナショナルチームだって話になる」と気合を入れていたが、NT外のロンドン五輪代表で今大会15位だった藤原新(32=ミキハウス)らに完勝し、NTの意地を見せた。

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2014年7月6日のニュース