稀勢 打倒白鵬を意識、28歳目前で「前より充実している」

[ 2014年6月30日 12:30 ]

名古屋場所の新番付が発表され、記者会見する大関稀勢の里=30日午前、愛知県長久手市の田子ノ浦部屋宿舎
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 5月の夏場所で13勝を挙げ、8年ぶりの国産力士優勝の期待が懸かる大関稀勢の里は、愛知県長久手市の田子ノ浦部屋宿舎で記者会見し「(先場所は)納得のいく相撲があったし、自信にして、いい状態で初日を迎えたい」と静かに意欲を語った。

 日馬富士、鶴竜の2横綱から白星を挙げた夏場所も白鵬には星一つ及ばなかった。「一番強い横綱を倒さないと先が見えてこない」と強い意識をあらためて示した。

 初の綱とりだった昨年の名古屋場所は前半に崩れて11勝4敗。7月3日に28歳の誕生日を迎える稀勢の里は「前より体力面で充実している。自分でもすごく力が出ていると思う。何度もいろんな経験をさせてもらっているので、生かせれば」と心身での手応えを口にした。

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