「ライバル抜きたい区間で硬くなった」伊東部長が分析

[ 2014年6月9日 05:30 ]

<陸上全日本選手権男子100メートル決勝>レースを制した桐生(中)。右は山縣、左は江里口
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陸上日本選手権最終日

(6月8日 福島・とうほう・みんなのスタジアム)
 9秒台に届かなかった要因は、雨よりもライバル意識だった。

 「雨は好き」と話しているほど桐生は天候を気にしない。伊東男子短距離部長は「桐生君と山県君はお互いに意識している、スプリンター特有の表情があった」とし「レースパターンをイメージし、山県君を抜きたい区間で硬くなったのかな」と分析した。タイムは伸びなかったものの、優勝したことで「自信と風格を持つでしょう。大きな勲章が一つ増えた」と話した。

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