鈴木明子さん 摂食障害治した母親の一言「食べられるものから…」

[ 2014年6月2日 19:54 ]

「私の何がイケないの?」に出演した鈴木明子さん

 元フィギュアスケート選手の鈴木明子さん(28)が2日放送のTBS「私の何がイケないの?」(月曜後7・00)に出演。東北福祉大時代、体重制限を気にするあまり極端なダイエットを敢行したことが影響で拒食症になり、体重が32キロまで激減するなど摂食障害に苦しんだ過去を公表していたが、その原因が母親との関係にあったことを明らかにした。

 競技が続けられず故郷の愛知に戻り、母親と精神科へ。そこでカウンセリングを受けた結果、担当医から告げられたのが「母親との関係」だった。「母親にとって理想な子供でないといけないという思いが自分の根底にあった」と鈴木さん。母親に認められたい一心で、初の1人暮らしでも「これまでは親にやってもらっていたので適当にはできなかった」と食事にも完璧を求めてストレスをためていったことが摂食障害につながったという。
 
 回復のきっかけも母親の言葉。食事中に「食べられるものから食べようね」と温かく見守ってもらえたことで「母親に認めてもらったというか“こんなんでも生きてていいんだ
”と心強く思った」と振り返った。

 現在、公式HPに掲載されている鈴木さんの身長は1メートル61で体重は48キロ。通常3年かかる治療だが、鈴木は約半年でリンクに復活。現在はネイルに興味を持つなど、選手時代にはできなかった“普通の女の子”を楽しんでいる様子も紹介された。

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2014年6月2日のニュース