波乱!フェデラー敗れる…10年ぶり全仏8強入り逃した

[ 2014年6月2日 05:30 ]

全仏オープン第8日

(6月1日 パリ・ローランギャロス)
 男子シングルスは第7シードのアンディ・マリー(英国)が前日に日没順延となったフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)との3回戦で3―6、6―3、6―3、4―6、7―7から再開後の最終セットを12―10で制した。4回戦では4大大会最多17度優勝の第4シード、ロジャー・フェデラー(スイス)が世界ランキング17位のエルネスツ・ガルビス(ラトビア)に敗れる波乱があった。女子シングルスで20歳のウージニー・ブシャール(カナダ)が4大大会で全豪オープンに続く8強入りを果たした。

 最終セットにもつれた大熱戦で09年大会覇者の32歳、フェデラーが力尽きた。全仏で8強入りを逃したのは04年以来、10年ぶり。4児の父親になったばかりで「今大会は何かを起こす」と意気込んでいたが、最後はバックハンドの打球が外れ寂しそうにコートを去った。第1セットを先取したが、ガルビスの強打に押され、2セット連続で奪われた。第4セットを取り返したものの、得意のバックハンドやフォアで珍しくミスが目立った。最終セットも粘れず、押し切られた。

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2014年6月2日のニュース