松山 同伴競技者から“言いがかり”にショック…28位後退

[ 2014年5月12日 05:30 ]

第3ラウンド、9番でラインを読む松山英樹

USPGAツアープレーヤーズ選手権第3日

(5月10日 米フロリダ州ポンテベドラビーチ・TPCソーグラス=7215ヤード、パー72)
 25位から出た松山英樹(22=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの72と伸ばせず、通算3アンダーの213で首位と9打差の28位に後退した。同伴競技者から思いもよらぬ指摘を受けるなど、メンタルを乱されるラウンドとなった。72で回ったマルティン・カイマー(29=ドイツ)と71のジョーダン・スピース(20=米国)が通算12アンダーで首位に並んだ。

 最終18番。松山は5メートルのパーパットがわずかにカップに届かず「惜しいパットが続いて、それが最後まで入らなかった」と悔しがった。

 心を乱される出来事があった。6番でパットを打つ前の松山に、同伴競技者のドナルドソンが激しい身ぶりを交えてクレーム。関係者によれば、松山はマークの後方ではなく横寄りにボールを置いており、この措置はルール違反ではないが、それを知らなかったドナルドソンが指摘したという。ホールアウト後、この場面について聞かれた松山は「別に何も」と多くを語らなかったが、直後の7番で第1打を右の林に打ち込むなど、動揺が見て取れた。

 思わぬ指摘に戸惑いながらもパープレーでまとめた松山は「60台で回れるように」と気を引き締めた。

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