川内 暑くても目標突破!夏克服へ「自信」の63分台

[ 2014年5月12日 05:30 ]

日本人トップの佐野(左)とレースを振り返る川内

 公務員ランナーの川内優輝(27=埼玉県庁)が苦手の夏レース克服への足がかりをつかんだ。

 公務員ランナーの川内優輝(27=埼玉県庁)が苦手の夏レース克服への足がかりをつかんだ。11日に仙台ハーフマラソンに出場し、1時間3分23秒で日本人2番手となる4位。「暑い中でハーフの63分台は初めて。夏のレースを克服する上で自信になった」と満足感を漂わせた。

 スタート時点で22度あった気温はレース中もぐんぐん上がった。それでも、「フルマラソンなら2時間7分のペース」と目標設定した63分台をクリア。先週のハンブルク・マラソンでの2時間10分を切った疲れも見せずに「サブ10の1週間後にこのタイムは収穫」と語った。しかも、9月のアジア大会(韓国・仁川)でライバルとなるモンゴルのバトオチルに先着。18日のぎふ清流ハーフでも再び顔を合わせるが、「彼に勝っておくのは大きな意味がある」と強い日差しの下で気持ちよさそうに汗を拭った。

 ▽男子 (1)ヨハナ・マイナ(富士通)1時間1分43秒(2)佐野(ホンダ)1時間2分40秒(3)モグス(日清食品グループ)1時間3分19秒(4)川内(埼玉県庁)1時間3分23秒(5)バトオチル(NTN)1時間3分32秒(6)辻(大塚製薬)1時間3分34秒

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2014年5月12日のニュース