松山 復調69!3差7位「これだけいいプレーは久しぶり」

[ 2014年5月3日 05:30 ]

第1ラウンド、15番でバンカーショットを放つ松山英樹

USPGAツアーウェルズ・ファーゴ選手権第1日

(5月1日 米ノースカロライナ州シャーロット、クウェイルホロー・クラブ(7562ヤード、パー72))
 松山英樹(22=LEXUS)は6バーディー、3ボギーの69で回り、首位と3打差の7位と好スタートを切った。痛めていた左手首の患部も癒えてショットが復調。2試合連続予選落ちからの復活を印象付けた。66をマークしたアンヘル・カブレラ(44=アルゼンチン)が首位に立った。

 松山のプレーに本来の切れが戻った。1Wを豪快に振り切るスイングで、パー5の4ホール全てでバーディーを奪うなど好発進。マスターズから2試合連続予選落ちしたショックを振り払い、「これだけいいプレーができたのは久しぶりなので良かった」と復調を実感した。

 インから出た前半はボギーなしの4バーディーとほぼ完璧。10番パー5で4メートルのバーディーパットをねじ込むと、12番は14メートルを決めた。「練習ラウンドで何度も打ったライン。3パットしないように打っただけ。たまたま入ってラッキーだった」。同組のビジェガス(コロンビア)からも祝福され、笑みがこぼれた。勢いに乗って、13番は3メートルを沈め15番パー5はバンカーからの第3打を50センチにぴたりと寄せて難なく決めた。

 後半はパットがやや乱れた。2番で6メートルから3パット、6番は1メートルがカップに蹴られ、ともにボギーとした。これには「ショートゲームが無駄なミスだった」と反省したが、「まあ、こうやって無駄なミスと言えるところまで戻ってきてよかった」と明るかった。

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2014年5月3日のニュース