日本男子は大会初勝利 オーダー変更でルーマニアに快勝

[ 2014年4月30日 05:30 ]

<日本・ルーマニア>奮闘する丹羽

JA全農世界卓球団体戦第2日

(4月29日 国立代々木競技場ほか)
 前日に格下のギリシャに敗れた世界ランキング3位の日本男子は、1次リーグC組でルーマニアを3―0で下し、今大会初勝利を挙げた。

 1番手の丹羽は「得意のカウンターのタイミングがつかめなかった」と反省が口をついたが、レシーブが不得意な相手に対し、サーブで崩しペースをつかんだ。28日のギリシャとの初戦はまさかの敗戦。この日は「1敗もできないプレッシャーもあった」というが、積極的に攻めた。

 倉嶋監督は敗戦後のミーティングで「第1ゲームを取って有利に試合を運ぼう」と指示し、岸川、丹羽、塩野から丹羽、水谷、松平にオーダー変更。3選手が先手を取り、危なげなく初白星を得た。本調子ではない松平も勝利を挙げ「次のフランス戦が鍵」と気を引き締めた。

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2014年4月30日のニュース