明大 GWS制し24回目の優勝 関東大学選手権

[ 2014年4月30日 05:30 ]

 アイスホッケーの秩父宮杯第62回関東大学選手権(スポーツニッポン新聞社後援)は29日、東京・DyDoアリーナでAグループの最終日が行われ、3年連続で明大と中大の顔合わせとなった決勝は3―3のまま延長に持ち込まれたが決着がつかず、GWS(ゲームウイニングショット)の末、明大が2年ぶり24回目の優勝を果たした。

 明大は2点のリードを残り5分で追いつかれる苦しい展開となったが、GWS3人目の大津のゴールで振り切った。3年連続となった中大との決勝を制して、2年ぶりの優勝を手にした藤井監督は「接戦は覚悟していました。みんなが同じ方向を目指してくれた結果です」と喜んだ。

 昨季は春、秋とも関東大学では中大に屈し、1月の日本学生選手権では決勝で涙をのんで無冠。それだけに新チームの主将となった梶原も「昨年の悔しさを忘れず戦いました。最高です。それだけです」と声を詰まらせた。

 ▽最終順位 (1)明大(2)中大(3)東洋大(4)早大(5)法大(6)青学大(7)大東大(8)専大(9)日大(10)東海大(11)日体大(12)慶大(13)立大(14)国士舘大(15)神奈川大(16)昭和大(17)東大(18)慶大医学部(19)明学大(20)筑波大

 【表彰選手】▽最優秀選手 大津晃介(明大)▽最優秀新人 大場大(明大)▽ベスト6 GK=佐藤永和(明大)DF=松金健太、梶原聡人(明大)FW=上野峻輔、大椋舞人(明大)越後智哉(中大)

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2014年4月30日のニュース