JOCの役割に疑問の声 超党派のスポーツ議連

[ 2014年4月16日 21:25 ]

 政府が新設する方針のスポーツ庁について議論する超党派のスポーツ議員連盟のプロジェクトチーム(PT)は16日、東京都内で会合を開き、日本オリンピック委員会(JOC)が競技団体への強化費配分の役割を担っていることに対して出席者から疑問の声が出た。

 JOCは五輪などの国際大会への選手団派遣や強化費の配分などを主な事業としているが、PTの遠藤利明座長は「JOCの一番重要な仕事は、大会の選手団の編成と派遣。競技団体に補助金を配分する強化事業はJOCでなくてもどこでもできる」と指摘したという。会合では、国内オリンピック委員会とは別に、政府系機関の「UKスポーツ」が選手強化を担っている英国の事例も紹介された。

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2014年4月16日のニュース