羽生結弦の凱旋パレード 資金不足でTシャツを販売 

[ 2014年4月16日 12:47 ]

羽生結弦のシルエットが描かれた記念Tシャツを持つ仙台市の奥山恵美子市長

 仙台市や宮城県は16日、ソチ五輪フィギュアスケートの金メダリスト羽生結弦の凱旋パレード実施に当たり、記念Tシャツを19日から販売すると決めた。羽生の出身地・仙台市での開催が26日に迫っても資金が不足しており、売り上げで賄う狙いだ。

 Tシャツは白地に青。ショートプログラムのラストシーンをイメージし、右手の拳を突き上げガッツポーズする羽生選手のシルエットを描いた。2万枚製作し、価格は1枚2000円。

 市や県でつくる実行委員会は当初、パレードの予算を5000万円と見積もったが、警備費の増大などで7400万円に修正。主な財源と期待した協賛金は、五輪の公式スポンサーに限られる制約から現在1000万円余りしか集まっておらず、Tシャツ販売を決めた。県庁売店や東京・池袋の「宮城ふるさとプラザ」のほか、インターネットでも販売する。

続きを表示

2014年4月16日のニュース