入江優勝、萩野5冠ならず 50自由形の塩浦は日本新

[ 2014年4月13日 19:36 ]

男子200メートル背泳ぎ決勝 2位の萩野公介。奥は優勝した入江陵介

 仁川アジア大会などの代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権最終日は13日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル背泳ぎはロンドン五輪銀メダルの入江陵介(イトマン東進)が1分53秒91で制し、100メートルとの2冠に輝いた。昨年、史上初の5冠を達成した萩野公介(東洋大)は0秒32差の2位で4種目制覇にとどまった。

 男子50メートル自由形は塩浦慎理(イトマン東進)が自身の日本記録を0秒14更新する21秒88で制覇。女子200メートル平泳ぎの渡部香生子(JSS立石)が2分21秒09の高校新をマークし、3種目で優勝した。

 男子200メートル平泳ぎは小日向一輝(セントラルスポーツ)が2分9秒67で勝ち、世界記録保持者の山口観弘(東洋大)は4位、立石諒(ミキハウス)は8位。北島康介(日本コカ・コーラ)は決勝に進めなかった。

 ▼立石諒の話 予選のスタートで右膝を痛めてしまった。(決勝の)100メートルまでは耐えられたが、最後の50メートルは痛くて(水を)蹴れなくなった。

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