bjジュニアユース杯Vチームがトルコ遠征へ出発

[ 2014年4月2日 05:30 ]

代表ユニホームを手にトルコに出発した榛原中

 昨年末に行われたバスケットボールのbjリーグジュニアユース杯決勝大会の男子優勝チーム・榛原中が1日、女子優勝のJAMsスポーツクラブ(埼玉)とともに成田空港からトルコ遠征へ出発した。

 県勢初制覇から約3カ月、榛原中の12選手が優勝の副賞である海外挑戦の旅路に就いた。この日は午前4時に地元を出発。5時間以上のバス移動にも疲れを見せることなく、元気に機内へと乗り込んだ。

 成田空港ではbjリーグから“日本代表”ユニホームを手渡され、表情を引き締めた。国旗と海外遠征に協力するターキッシュエアラインズ(トルコ航空)社のロゴが前面にあしらわれたデザイン。エースのダシルバ・ヒサシ(3年)は「うれしいです。日の丸が入っているというだけで気持ちが違ってきます」と喜びを表した。

 現地ではトルコ屈指のプロスポーツチームであるガラタサライ、フェネルバフチェのジュニアチームと2試合の親善試合を行う。遠征でチームを率いるbjリーグ・東英樹ヘッドコーチは「世界でどれだけやれるのか、個人でどれだけ戦えるのかがテーマです」と期待を寄せた。屈強な身体能力を武器とする欧州の同世代たちとのマッチアップ。世界との距離を測る絶好のチャンスだ。

 ▽bjリーグ河内敏光コミッショナー(遠征に帯同) バスケットボールはもちろん、トルコ共和国の文化に肌で触れ、感じてほしい。期待しています。

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