杏南が大東大入学 目指すは日本女子初10秒台 3年時に五輪

[ 2014年4月2日 05:30 ]

大東文化大入学式の看板の前でジャンプする土井杏南

 陸上短距離女子の土井杏南(18)が、埼玉県東松山市内で行われた大東文化大の入学式に出席した。

 パンツスーツに低めのヒール姿で登場し「大学3年生のときにリオデジャネイロ五輪があるので世界と戦える成績を残したい」と目標を掲げた。

 埼玉栄高2年で12年ロンドン五輪400メートルリレーに出場。自宅から約40分で通学できる環境の良さから進路を決め、スポーツ・健康科学部に在籍する。100メートルの自己ベストは11秒43。日本女子初の10秒台を目指しており、男子選手らに交じってスタート練習を行うなど、異次元のスピード体得に励む。指導する14年ソチ五輪ボブスレー日本代表の佐藤真太郎コーチ(33)は「彼女の夢である10秒台に向けてサポートしたい」と話した。

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2014年4月2日のニュース