7人制代表“追い風”外国人選手、日本国籍取得へ

[ 2014年4月1日 05:30 ]

 16年リオデジャネイロ五輪から正式競技となる7人制ラグビーのワールドシリーズ第7戦、香港セブンズのコアチーム昇格決定戦を制した日本代表が羽田空港着の航空機で帰国。瀬川智広ヘッドコーチ(HC)は「重圧の中、素晴らしい試合をしてくれた。大きな一歩。五輪へ向けて強化を加速させたい」と語った。

 来季は10月~15年5月に9戦が開催。日本は全戦出場が可能となるが、五輪予選を兼ねるため選手は五輪と同じ出場資格が求められる。香港では4人の外国籍選手が活躍した日本だが、瀬川HCは「(日本国籍取得を)検討している選手もいる」と発言。関係者によると、4人全員が日本での五輪出場を目指し、国籍取得間近の選手もいるという。不可欠な戦力だけに日本に追い風となる。

 ワールドシリーズが国内の15人制シーズンと重複するため、今後は選手派遣のルールづくりが課題。乗り越える壁は多いが、オールニッポン体制で瀬川HCが掲げる五輪のメダル獲得を目指す。

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2014年4月1日のニュース