村上 ジャンプ回転不足に表情さえず「何でか分からない」

[ 2014年3月29日 22:56 ]

女子フリーの演技を終え笑顔を見せる村上佳菜子

フィギュアスケート世界選手権最終日 女子フリー

(3月29日 さいたまスーパーアリーナ)
 明るさが売りの村上だが、表情はさえなかった。大きなミスはなかったが、ほとんどのジャンプが回転不足と判定され「SPでも(回転不足を)取られたので、たぶん駄目だろうなと思っていた。何でかは分からない」と話した。

 1月の四大陸選手権で優勝。だが、好調を維持して乗り込んだソチ冬季五輪は12位に沈んだ。今大会前もジャンプは好調だったという。二つの大舞台で実力を発揮できず「今シーズンはすごく悔しい思いをした。それをなくしたい」と来季に課題を残した。

 ▼山田満知子コーチの話 (村上は)もう少しうまくいくつもりだったが、本番はスピードがないし、硬くなって勢いがなかった。自信がないのかな。あんなにやってきたのにと思うと残念。

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2014年3月29日のニュース