地元で世界大会を 引退愛子さん意欲「長野に持ってこられたら」

[ 2014年3月29日 05:30 ]

 今季限りで引退したフリースタイルスキー・モーグルの上村愛子さん(34=北野建設)が地元長野での世界大会実現に意欲を見せた。

 長野県庁で行われたソチ五輪代表の表彰式にノルディック複合の渡部暁斗らと出席。阿部守一知事からスポーツ特別栄誉賞を授与され、「本当に幸せな選手生活だった。けさテレビのニュースを見た時に引退を実感した」と語った。今後は具体的なプランはないというが「世界大会を長野に持ってこられたらいい」とW杯や世界選手権の誘致を目標の一つに掲げた。上村さんは中2の時にカナダでW杯を見たことがモーグルを始めるきっかけとなった。「長野は毎年雪が降ってスキーをするのが当たり前。天からのプレゼントがある恵まれた環境」と自分のような出合いを提供できるように尽力する。

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2014年3月29日のニュース