鶴竜関出身地のモンゴルで横綱昇進に喜びと激励の声

[ 2014年3月26日 14:55 ]

 「これから優勝を何度も重ねてほしい」。大相撲の第71代横綱に昇進した鶴竜関の出身地、モンゴルの首都ウランバートル市では26日、喜びや激励の声が上がった。

 同市の無職、ツェンデーさん(65)は「鶴竜関はどんな時も表情を変えない落ち着いた力士。最近体重が増え力強くなった」と笑顔。鶴竜関の中学生時代の教師、オユンさん(50)は大関に昇進した際に横綱を目指すよう励ましたといい「約束を実現してくれてとてもうれしい」と語った。

 街角では鶴竜関の横綱昇進を伝える新聞が張り出され、多くの人たちが見入っていた。大学生のガナーさん(21)は「モンゴル相撲で外国人が優勝することをモンゴル人は絶対許さない。モンゴル人の横綱を認める日本の人々は心が広くて優しいと思う」と話した。(共同)

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2014年3月26日のニュース