高橋、木原組 フリー進出ならず…自己最高タイ49・54点も

[ 2014年3月26日 13:48 ]

フィギュスケート世界選手権 ペアSPで息の合った演技を見せる高橋・木原組

 フィギュアスケートの世界選手権は26日、さいたまスーパーアリーナで開幕し、23組によるペアのショートプログラム(SP)を実施した。高橋成美、木原龍一組(木下ク)は49・54点の17位となり、惜しくもフリーに進める上位16組には入れなかった。

 冒頭の3回転サルコーの着氷で高橋がよろける場面もあったが、その後は大きな乱れがなく、昨年11月のNHK杯でマークした自己最高点に並ぶ49・54点に笑みが浮かんだ。

 ソチ五輪ではSPで18位となり、上位16組で競うフリーに進出はできなかった。今大会もフリー進出はならなかったが、昨年1月末にコンビを組んだペアにとって、内容の濃い1年となったに違いない。

 ソチ五輪で銅メダルのアリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)が79・02点で首位に立っている。

 ▼木原龍一の話 (直前の)6分間練習に入る前に緊張してどうなるかと思っていたけど、曲がかかるといつも以上の動きができた。

 ▼高橋成美の話 よく滑ることができた。プログラムも表現することができたし、練習以上の力が出せた。五輪の緊張の中できちんと演技できたので、世界選手権では自分たちを信じる力が大きくなった。

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