錦織　フェレールに競り勝ち準々決勝進出！ソニーＯＰ

男子シングルス４回戦　ダビド・フェレールを下し、準々決勝進出を決め、ガッツポーズする錦織圭

　テニスのソニー・オープンは２５日、米フロリダ州マイアミで行われ、男子シングルス４回戦で世界ランキング２１位の錦織圭（日清食品）が昨年準優勝の世界４位、ダビド・フェレール（スペイン）を７―６、２―６、７―６で破り、この大会初の８強入りを果たした。準々決勝で元世界１位の第５シード、ロジャー・フェデラー（スイス）と対戦する。

　錦織は最終セットのタイブレークで４度のマッチポイントのピンチをしのぎ、１１―９で粘り勝った。

　３時間以上の死闘を制した錦織は、勝利が決まると思わず両手を突き上げてガッツポーズ。「彼のようなタフな相手にこういう長い試合を勝てたのはうれしい。体力的には問題がなかったので最後まで戦えた」と喜びを爆発させた。

　フェレールには２００８年全米オープン３回戦、１２年ロンドン五輪３回戦に続く勝利で、対戦成績を３勝３敗とした。（共同）