遼 11アンダーで19位 ラウンド後に練習場へ直行

[ 2014年3月10日 11:00 ]

通算11アンダーでホールアウトし、帽子を脱ぐ石川遼

 米男子ゴルフのプエルトリコ・オープンは9日、米自治領プエルトリコのリオグランデのトランプ国際GC(パー72)で最終ラウンドが行われ、27位で出た石川遼は4バーディー、1ボギーの69で回り通算11アンダー、277の19位だった。

 今田竜二は73とスコアを落とし通算7アンダーの43位。67で21アンダーに伸ばしたチェソン・ハドレー(米国)がツアー初勝利を挙げ賞金63万ドル(約6500万円)を獲得した。ダニー・リー(ニュージーランド)が2打差の2位。

 出場4試合ぶりの決勝ラウンドだった石川はスコアを3つ伸ばし、順位を19位に上げて終えた。ただ、強豪選手の多くが不在で、2年前には2位に入った大会。「1週間を通して納得いくプレーができなかった。相性の良かったコースだけに残念な点が多い」と嘆いた。

 ラウンド後は暑い中で練習場へ直行した。スイングの不安を打ち消そうと努力を続けているが、「どんどんスイングが悪くなっている気がする。明確に(原因が)分かっていない状態」と悩みは深そうだ。続く2戦に出場する予定を明らかにし、「自分のスイング、タイミング、リズムを失ってしまった。また見つける旅に出たい」と語った。(共同)

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2014年3月10日のニュース