狩野「体動かせよかった」 パラ、アルペン代表が初練習

[ 2014年3月3日 20:38 ]

試合会場の練習用コースで調整するアルペンスキーの森井大輝

 7日(日本時間8日)開幕のソチ冬季パラリンピックでメダル量産が期待されるアルペンスキーの日本勢が3日、試合会場で初練習した。男子スーパー大回転の座位で2連覇を狙う狩野亮(マルハン)は練習用コースを5度滑り「しっかりと体を動かせてよかった」と充実した表情を浮かべた。

 標高約千メートルにある会場のこの日の気温は5度で、水分を多く含んだ雪質は軟らかい。狩野は「バーンに穴ができやすく状況が読めなくなる。頭を使って滑りたい」と攻略のポイントを探った。

 技術系の回転、大回転が得意な座位の森井大輝(富士通セミコンダクター)はスキー板を取り換えながら6度滑り降りた。「ターンをしても板が埋まってしまう。もうちょっと硬いバーンになってほしい」と本音を口にした。(共同)

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2014年3月3日のニュース