遠藤 五輪の雪辱!苦手種目でW杯自己最高の2位

[ 2014年3月3日 05:30 ]

デュアルモーグル表彰式で笑顔を見せる男子2位の遠藤と女子3位の星野

 フリースタイルスキー・モーグルのW杯は2日、福島県猪苗代町でデュアルモーグル方式による第8戦が行われた。男子はソチ五輪代表の遠藤尚(23=忍建設)が自己最高の2位に入った。女子では五輪代表の星野純子(24=リステル)が3位となった。上村愛子(北野建設)は左脚付け根の痛みのために前日に続いて欠場した。男子はミカエル・キングズベリー(カナダ)、女子はハナ・カーニー(米国)がそれぞれ今季4勝目を挙げた。

 苦手種目で遠藤が初の表彰台に立った。2人が並んで滑り、1対1でポイントを競うデュアルモーグル。日本男子のエースは「いい成績が出て自信になった。満足している」と胸を張った。

 慣れ親しんだ猪苗代の斜面で予選では突破した16人中4番目のタイム。決勝トーナメントでは第1エアの着地から一気に加速して相手を置き去りにした。W杯総合首位のキングズベリーとの決勝では、ギアを上げて正確だったターンが乱れたが「自分の滑りに集中できた」と納得の2位だった。

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2014年3月3日のニュース