昨年ゲイ告白コリンズ ネッツと“10日間契約”

[ 2014年2月25日 05:30 ]

 北米4大プロスポーツの現役選手として初めてゲイであることを告白したジェイソン・コリンズ(35)が23日、01年から7季在籍したネッツと10日間契約を締結した。ロサンゼルスで行われたレイカーズ戦の前には異例の記者会見が行われ、全米規模の関心事となった。ネッツは30得点を稼いだデロン・ウィリアムス(29)の活躍で勝利を収めて26勝28敗。コリンズは控えのセンターとして10分37秒間出場し、敵地のファンからも拍手で迎えられた。

ゲイを告白して302日目。コリンズは「最後にNBAでプレーしたのは昨年の4月。プレッシャーは十分すぎるほどあった」と言ってコートに戻ってきた。それでも第2Q早々にベンチを立ち上がると、レイカーズのファンも総立ち。無得点に終わったものの忠実にスクリーン役を務め、2つのリバウンドと1つのスチールを記録して試合の流れをつくった。ソチ五輪ではロシアのゲイ宣伝禁止法に批判が集まったばかり。その閉会式の日にコリンズとの契約をぶつけてきたロシア人の実業家、ネ軍プロホロフ・オーナーにも注目が集まっている。

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2014年2月25日のニュース