男子回転に出場　５５歳の「王子」は途中棄権

　ソチ五輪男子回転に出場した今大会最年長、５５歳のフォンホーヘンローエ（メキシコ）は１回目に転倒して無念の途中棄権となった。「何が起こったのか分からない。気がついたら雪の上に倒れていた」と話した。

　愛称は「プリンス（王子）」。母国の民族衣装をモチーフにした競技ウエアをまとって注目を集めた。６度目の五輪を満喫しているそうで「たくさん行くところがあって楽しかった。次も出られるか分からないけど、５９歳はまた最年長だろうね」とご機嫌だった。（共同）