フィギュア採点「厳正かつ公平」 疑問に国際連盟声明

[ 2014年2月22日 07:31 ]

 国際スケート連盟(ISU)は21日、フィギュアスケートで地元ロシアのアデリナ・ソトニコワが金メダルを獲得した女子の採点で一部メディアから疑問の声が上がったことに対して「厳正かつ公平な演技の評価に取り組んでいる。ISU採点システムの高い質と整合性に自信を持っている」という声明を発表した。

 ISUは、9人のジャッジは13人から抽選で決まり、同じ国から複数は選ばれないこと、極端な採点を防ぐため、最高点と最低点は切り捨てることなど公平性を保つ手順を説明。「女子フリーも他の種目も正式な抗議は受けていない」とした。

 海外メディアには地元ロシア勢を優勝させるため、ソトニコワに高得点が出たとの指摘があり、キム・ヨナが2連覇を逃した韓国では、採点見直しと調査を求める署名活動が活発化している。(共同)

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2014年2月22日のニュース