自衛隊勢の日本涙…完走できず13位 女子24キロリレー

[ 2014年2月22日 01:26 ]

女子24キロリレー 途中で止められ、涙ぐむ最終走者の鈴木李奈

 ソチ五輪のバイアスロン女子24キロリレーで、鈴木芙由子、中島由貴、小林美貴、鈴木李奈の自衛隊勢の日本は13位に終わった。ウクライナが初優勝。3連覇を狙ったロシアは2位だった。

 日本は完走を果たせなかった。アンカーの鈴木李が最後の周に入ろうとした直前にウクライナがゴールし、係員に止められた。鈴木李は「もう少しだった。とても悔しい」と涙を流した。

 エース鈴木芙が力強い滑りと得意の射撃で踏ん張った。「個人(種目)のもやもやが消えた」と納得する出来で、トップと43秒5差の7番手でリレー。いい流れに中島、小林も乗って粘ったが、世界レベルでは苦戦を強いられた。

 ▼中島由貴の話 (鈴木)芙由子さんが凄くいい位置で帰ってきてくれたので、気持ちが高ぶった。順位は下げてしまったが、今季の自分の力は出し切れた。

 ▼小林美貴の話 個人戦で悔しい思いをしたので、リレーで頑張って走りたいと思っていた。今の力は出せた。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2014年2月22日のニュース