葛西　メダル２つに「喜びも倍以上だ」　札幌で報告会

　ソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子ラージヒルで銀メダル、団体で銅メダルに輝いた葛西紀明（４１）らが２１日、所属する土屋ホーム（札幌市）での報告会に出席した。

　約１００人の社員に迎えられ、葛西は「（金メダルを獲得できず）残念な気持ちはあるが、２つもメダルが獲れて大満足している。喜びも倍以上だ。真夜中にもかかわらず応援してくれ、ありがたいという気持ちでいっぱいだった」とうれしそうに話した。

　社員にメダルを触らせ、記念撮影にも気さくに応じていた。

　葛西は同日、北海道庁も表敬訪問し、「道民には熱い応援をしてもらった。期待に応えられてうれしい」と笑顔を見せた。

　また、団体で葛西とともに銅メダルを獲得した北海道下川町出身、伊東大貴（２８）と札幌市在住、清水礼留飛（２０）らも道庁を訪れた。

　伊東は「北海道に五輪のメダルを持ち帰れてうれしい」と話し、清水は「金メダルを目指し、４年後の五輪に向けて準備したい」と先を見据えた。