彩那コール連呼、地元・南魚沼市 銅に「歴史つくった」 

[ 2014年2月21日 07:11 ]

ソチ五輪フリースタイルスキー女子HP

(2月20日)
 「やった!」。フリースタイルスキー女子ハーフパイプ(HP)で銅メダルに輝いた小野塚彩那選手(25)の地元、新潟県南魚沼市では21日未明、テレビ観戦していた友人らが快挙に沸き、五輪新種目でのメダル獲得を「新たな歴史をつくった」とたたえた。

 小野塚選手の親族が経営する旅館に集まった約100人は「がんばれ!彩那」と書かれたTシャツを着て応援。技を決める度に歓声を上げ「あやな」コールを連呼した。

 メダルが確定すると抱き合い、万歳を三唱した。叔父の小野塚隆さん(41)は「本当にドキドキした。うれしすぎて言葉が出ない」と涙交じりに喜びをあらわにした。

 中学の同級生高橋真帆さん(26)は「ガッツポーズをしている姿を見て感動した。自慢の友達だ」。小野塚選手が所属する石打丸山スキークラブの種村秀夫会長(62)は「2本とも完璧に決めた精神力はすごい。子どもたちに夢を与えた。まさに地元のヒロイン」と笑顔を見せた。

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2014年2月21日のニュース