団体追い抜き、初戦はVS韓国!田畑「頑張るだけ」

[ 2014年2月21日 05:30 ]

団体追い抜きの練習をする(右から)高木、押切、田畑、菊池

ソチ五輪スピードスケート団体追い抜き

(2月21日)
 スピードスケートの団体追い抜きは21日から行われ、日本女子はバンクーバー五輪の銀に続くメダルを狙う。20日は抽選が行われ、1回戦(日本時間午後11時23分)でバンクーバー五輪8位の韓国と対戦することになった。

 日本チームは会場のリンクで最終調整。羽田雅樹コーチは田畑真紀(ダイチ)、高木菜那(日本電産サンキョー)、押切美沙紀(富士急)の3人で臨むことを明かし、「それぞれがいい仕事をしてくれれば結果はついてくる」と語った。

 最初の周回を高木が先頭で引っ張ってペースをつくり、短距離出身の押切が2番手で加速。3大会連続でこの種目を滑る39歳のベテラン田畑が流れを維持する。この順で1周ごとに先頭を交代し、6周を滑りきる見通しだ。補欠を含むメンバー4人が出場した16日の1500メートルは惨敗。それでも、日本勢最高の22位だった押切は「うまく(ほかの2人の)後ろにつくことができればいい滑りができる」と力を込めた。1回戦を突破すれば22日の準決勝では今季W杯3戦全勝のオランダと当たる可能性が高い。道のりは険しいが、田畑は「全力で頑張るだけ」とメダルを見据えた。

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2014年2月21日のニュース