藍 出遅れ8差40位も前向き「チャンスはある」

[ 2014年2月21日 05:30 ]

ホールアウトし、ギャラリーの声援に応える宮里藍

USLPGAツアーホンダLPGA第1日

(2月20日 タイ・パタヤ サイアムカントリークラブ=6548ヤード、パー72)
 10年覇者の宮里藍(28=サントリー)は2オーバーの74で首位と8打差の40位と出遅れた。堀奈津佳(21=サマンサタバサ)と諸見里しのぶ(27=ダイキン工業)は75で49位、ともに77を叩いた宮里美香(24=NTTぷらら)と比嘉真美子(20=ジブラルタ生命)は61位。有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は78で65位、上原彩子(30=モスフードサービス)は80で最下位の70位だった。66のアンナ・ノードクイスト(26=スウェーデン)が首位に立った。今大会は70人が出場し、予選落ちがない。

 出遅れにも宮里は前向きだった。「きょうは2ホールだけ。それがなければ2アンダーで上がっている。我慢していけば伸ばしていけるチャンスはある」と訴えた。

 苦闘だった。7、8番で連続バーディーを奪うと、9番ボギーの後の10番でバーディーを取り返した。流れをつかんだように思われたが「そんなに問題ないバンカーがちょっと寄せるのが難しいな、というのが続いた」と振り返る。11番は2打目がグリーン脇のバンカーに入り、左足下がりのライから3打目が強く出て奥にオーバー。4打目で1メートルに寄せながらボギーパットを決められなかった。17番は2打目で打ち込んだバンカーで“目玉”となり、2つ目のダブルボギーで失速した。

 「グリーンばかり警戒してバンカーがあまり見えてなかった。その辺を意識してやりたい」。残り3日間は“ノーモア・バンカー”で巻き返す。

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2014年2月21日のニュース