真央、練習拠点から再びソチ入り 19日SPへ落ち着いた表情

[ 2014年2月15日 23:40 ]

アルメニアでの調整を終え、ソチに戻った浅田真央

 フィギュアスケート女子の浅田真央(中京大)が15日、日本チームの練習拠点があるアルメニアから再びソチ入りした。空港では日本と韓国の報道陣30人以上が待ち受けたが取材対応はなく、落ち着いた様子で迎えの車に乗り込んだ。

 浅田は団体のショートプログラム(SP)に出場後、ソチと時差がなく飛行機で1時間ほどの距離にあるアルメニアのエレバンで調整した。「落ち着いて練習できたか」と問われた佐藤信夫コーチは「はい」と短く答え、前夜に金メダルに輝いた羽生結弦(ANA)については「日本男子で初めてなので素晴らしいこと」とたたえた。

 鈴木明子(邦和スポーツランド)も同便でソチに戻った。その後、村上佳菜子(中京大)とともに練習した鈴木は「アルメニアでは団体戦のフリーの演技を修正しながら基本的なスケーティングに時間を取って、しっかりいい状態にしてきた」と笑顔で話した。浅田は練習しなかった。

 女子は19日(日本時間20日未明)にSP、20日(同21日未明)にフリーが行われる。(共同)

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2014年2月15日のニュース